モン族の麻づくりの村の風景

麻布と藍染め

麻の刈り入れ後のモン族の村の風景

 9月、10月頃、麻栽培をしているモン(Hmong)族の村を訪れると、村のあちらこちらに麻の茎を干している風景に出逢います。

 刈り入れ後、日差しの強い昼間、数週間から1カ月ほどかけて、しっかりと乾燥させていきます。小さな茅葺き屋根が並んでいるような、かわいらしい風景が見られます。

モン(Hmong)族の麻の茎干し風景_織り人(Orijin)

 日に干していない間は、雨風を防ぐため、家の軒下などに保管しておきます。

 ある程度まだ、大規模につくっている家もあれば、自分たちが使う分を、民族衣装1着分だけの麻布のためになど、ほんの少しだけ栽培している家もあります。

モン(Hmong)族の麻の茎干し_織り人(Orijin)

モン(Hmong)族の麻の茎干し_織り人(Orijin)

モン(Hmong)族の麻の茎干し_織り人(Orijin)

モン(Hmong)族の麻の茎干し_織り人(Orijin)

 十分に乾燥させたら、皮をはぎ、繊維をとっていく作業が始まります。

モン(Hmong)族の麻の茎干し_織り人(Orijin)